顔面痙攣と言われる症状は、片側顔面痙攣ともいい、顔の片側半分が自分の意思ではないのに痙攣してしまうもので症状は目の周囲から始まり、徐々に口の方へ広がります。年数を経てから、はり治療にかかる人が多いですが、症状が出てから長い場合、鍼灸院でもある程度の改善にとどまり、完全に治癒しない場合もありますので、顔面痙攣の疑いがある場合は早めの診察と治療をお勧めします。
顔面痙攣と言われる症状は、片側顔面痙攣ともいいます。
顔の片側半分が自分の意思ではないのに痙攣してしまうもので
症状は目の周囲から始まり、徐々に口の方へ広がります。
始めの症状は肉体的疲労や目の疲れなどでまぶたがピクピクするのと区別がつきませんが
顔面痙攣であれば段々と症状が進み、あご下の筋肉まで痙攣するようになります。
症状のあらわれる頻度は、最初は緊張した時などのみですが、そのうちに痙攣している時間が
長くなっていきます。
症状が重くなると一日中や寝ている時もおこるようになります。
顔面痙攣の原因は脳の深層部で血管が顔面神経に接触して圧迫するからです。
この症状は生命にかかわるものではないので、そのままにしておいても問題ありませんが
自分の意思とは関わりなくおこる顔面痙攣は、誤解を呼んだり、仕事上差しさわりがある
ということも多いでしょう。
また、片目をつぶってしまうということは視界が制限され
機械の操作がしにくい、運転の時に支障があるなど悪い影響も多くなります。
顔面痙攣の西洋医学的な治療は、原因である神経への血管の接触を解決する手術と、
対症療法であるボツリヌス毒素治療の2つです。
診断は問診・視診などで診察時に症状が現れていない場合には、眼を強くつぶってパッと開いた時や
口を横にひきのばしたりした時にまぶたの下などが痙攣するかを試します。
顔面痙攣は眼瞼痙攣(ガンレンケイレン)とよく似ていますが、顔面痙攣が片側だけの症状なのに
対し、眼瞼痙攣は両眼に症状が現れ範囲が広がることがないという決定的な症状の違いがあります。
東洋医学のはり治療でも顔面痙攣の治療は行われています。
副作用や手術の心配がないはり治療は病院の治療より身近です。
痙攣のみで特に健康に問題のない症状なので、体力的な負担も少ない鍼灸院のはり治療が雑誌などでも
とり上げられています。はり治療では顔面神経とそれを圧迫している血管を引き離すことは
物理的にはできないので神経の過敏や興奮を抑えることで針灸による顔面痙攣の
症状自体の改善・軽減を図ります。
はり治療は具体的には神経に対する圧迫血管を収縮させる方法で治療します。
低周波を利用する場合もあり、針体から50分ほど低周波を流して顔面痙攣患者の血管(動脈)の
異常な位置や動脈の屈曲による神経の圧迫を解除します。
はり治療には名医と呼ばれる鍼灸師もいて、治癒率が80%以上とも言われます。
しかし発症から手当までの時間が経つほど針灸・はり治療の効果が現れにくくなり完治も難しくなります。
かなり年数を経てはり治療にかかる人が多いようですが、症状が出てから長いと鍼灸院でも
ある程度の改善にとどまり、完全に治癒しない場合もあります。
顔面痙攣の疑いがある場合は早めの診察と治療をお勧めします。