不妊症などで知られているエストラジオールは、正常値に達していないと、妊娠しにくくなります。
エストラジオールは、子宮内膜を厚くして子宮頚管粘膜を分泌して精子の通りをよくする働きを持っています。
エストラジオールの数値が高い時は妊娠しやすい時、つまり排卵日が近いということになります。
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エストロゲンは、子宮内膜の増殖、子宮筋肥大増殖、乳腺発育、
骨の発育など様々な役割を果たしています。特に、エストラジオールは最も
生理活性が高く、エストロゲンの中でも最も大きな役割を果たしています。
エストラジオールの正常値は、卵胞期で10〜150pg/ml、排卵期で50〜380pg/ml、
黄体期30〜300pg/ml、閉経期10〜50pg/ml、男性10〜60pg/mlとされています。
エストラジオールが正常値に満たないと様々な障害が起こります。
まず、エストラジオールが正常値に達していないと、妊娠しにくくなります。
エストラジオールは、子宮内膜を厚くし、子宮頚管粘膜を分泌して精子の通りを
よくする働きを持っています。つまり、エストラジオールの数値が高い時は
妊娠しやすい時=排卵日が近いということになります。
排卵障害や無月経などの原因を調べる際、エストラジオールの測定が行われます。
エストラジオールは卵巣で作られているので、エストラジオールが正常値に満たない、
排卵日近くになっても増えないなどの場合は、卵巣機能に異常がある可能性があるのです。
また、卵巣機能に異常があると生理不順が起こりやすくなります。
エストロゲンは、40代前後から急激に減少し始めます。
エストロゲンなど女性ホルモン分泌の低下が始まり、体の状態が不安定になる時期を
更年期といいますが、この時期はエストラジオールが正常値に満たない人が増えます。
更年期障害と呼ばれる症状は、エストラジオールなどエストロゲンの低下が
原因ではないかと考えられています。更年期障害の症状には、自律神経失調
(のぼせ、ほてり、めまい、発汗、動悸)、精神神経症状(不眠、うつ、頭重感)などがあります。
エストロゲンが減少するのは、更年期だけではありません。エストロゲンなど
女性ホルモンは歳を重ねるごとに徐々に減っていくので、
更年期が終わっても減少は続きます。更年期を過ぎ、老年期に入ってから起こりやすい病気も、
エストロゲンなど女性ホルモンの減少と関わりがあるとされています。
老人病や成人病の症状には、骨粗しょう症、尿失禁、性交障害、動脈硬化、
高血圧、狭心症、脳卒中、アルツハイマー病などがあります。
エストロゲンなど女性ホルモンはとても重要な働きをするので、
生理不順で悩んでいる方、なかなか妊娠できないという方は1度診察を受けた方がよいでしょう。
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